苫小牧市を知り尽くした探偵事務所
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調査事例〜ケース8〜

●嘘もそこまでとは…<苫小牧・浮気調査>

苫小牧在住の夫 村田良治さん(39歳) 妻 千佳さん(37歳) 長男 裕也君(14歳)、次男 智也君(11歳)、三男 伸也君(8歳)、長女 由美ちゃん(4歳)の6人家族。

妻の千佳さんからご相談いただいたのは苫小牧に初雪が降った11月である。

相談の内容は夫の長年の暴力と浮気についてであった。
良治さんは結婚後から多少の暴力はあったものの、最近は日常的になり、突然に殴るなどの暴力が行われていた。
長男、次男に対しても気に食わなければ暴力を振るう状態である。

また、行動も大変に身勝手で、自宅に帰らないことも多かった。
良治さんの仕事は内装業の自営で、仕事のあるときは収入もあるのだが、仕事のない時には全く収入のない月も多かったようで、千佳さんがパートに出て、何とか生計をやりくりしていたそうです。
色々な意味でご苦労をされていました。

千佳さんも精神的に限界になり、具体的な離婚を考えてのご相談であった。
まず相談員が暴力を振るわれた翌日に病院に行き、診断書を取ることを提案。
また、少しでも優位な離婚のために良治さんの不貞行為の証拠取得のための調査を承った。

早速調査開始。
良治さんの日常の行動確認を、尾行調査によって行った。

札幌へ仕事に行くことが多く、その札幌の仕事を終えると、ある一軒家に入って行った。
その日の行動は、その家から仕事の現場に行き、仕事を終えて苫小牧の自宅に帰った。更に調査を進める。
ある日曜日、良治さんが苫小牧の自宅を出て、先日訪問した札幌の一軒家に入った。1時間後、その家から良治さん、30代の女性、その両親と思われる4人で出てきて、良治さんの車に乗り、不動産屋に行き、部屋を借りる契約をする。
その後、家電量販店に行き、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、掃除機などを父親が購入する。探偵が店内で尾行し、会話を聞いていると、来月の引越しの準備をしているようだ。

その状況に探偵も悩んでしまった。

翌日、妻の千佳さんに全ての内容を報告する。
今までの我慢もあり、怒りがこみ上げてきたようだ。
千佳さんは「私がその家に直接乗り込み、話しをしたい」とのこと。

探偵も了解し、その準備に入る。
良治さんは身長が195センチの大男、凶暴である。

翌日、良治さんがその家に行き、ガラス越しに室内の様子を伺っていると、女性の家族と食事をしている良治さんを確認する。
食事も終わり、いよいよ突入である。
千佳さんと当社女性スタッフが、千佳さんの友人との設定でその家の呼び鈴を押すことにする。
男性探偵4名を家の外で待機させ、良治さんが暴れた時に備える。
いよいよ、呼び鈴を押すと良治さんが家人のように玄関に出てきて、千佳さんの顔を見るなり「帰れ、何しに来たんだ」と怒鳴るが、玄関の外にいる男性探偵4人を見るなり、観念したのか玄関から走って外に出て行ってしまった。

その後その家で、女性、両親と話をする。
その女性は良治さんの取引先の資材会社の事務員。
良治さんはバツイチで先妻に子供は無く(本当は4人います)、母が癌の末期で余命数ヶ月であり(良治さんのお母さんはすこぶる元気)、父はすでに他界している(お父さんも元気です)と話していたようである。

その女性も結婚を望んでおり、女性の両親も結婚には賛成していたようだが、良治さんが余命少ない母を看取ってから結婚させて下さい(現在、結婚しているのだから)と言っていた。
女性の父もその話(全部嘘です)に同意し、入籍は落ちついてからにしても、娘と一緒に住むための準備として、家財購入などのサポートをしていたようである。

千佳さんの話を聞いた両親は騙されたと激怒しておりました。
千佳さんは当社紹介の弁護士を代理人として、良治さんに慰謝料、養育費の請求をし、離婚も成立しました。

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