家族の方が家出・失踪した場合、警察に「家出人捜索願い」を出すことになります。
ここでのポイントが警察は家出人・失踪人を探してくれるのか?
答えは「探してくれません」
家出・失踪は法的に言えば、犯罪ではないのです。
だから、警察は動いてくれません。
では、なぜ「家出人捜索願い」をだすのか?
例えば、変死体が発見された場合など、
警察はまず家出人捜索願いを出されている人物から照合をするのです。
ただ、その警察署によっては「Nシステムでの履歴」を調べてくれたり、
失踪者が所持している携帯電話のGPSを確認してくれる場合もある。
だが、この対応は警察においてはあくまでも特例的な対応です。
やはり、家族が家出・失踪した場合、自力で探すことが基本となります。
家族が家出・失踪した場合、出来だけ早く、初期捜索を行うことです。
当事者の友人、知人などから情報を得ること。
ただし、その場合はできるだけ、電話などではなく、
面談で話を聞くことが大切です。
電話では、その情報のニュアンスが分からない。
また、その友人が本人から「黙っててくれ」と頼まれていた場合など、
電話ではその嘘が見えにくいのです。
いずれにしても、家出人・失踪人の情報収集は足を使って集めるのが基本です。
家出人・失踪人が携帯電話を持っていなくなった場合、
家族は心配のあまり、何度も電話を掛けたり、メールを送ったりします。
これは逆に家出人、失踪人を心理的に追い詰めることになります。
電話やメールは一日に数回(回数を決める)にすべきです。
また、家出人・失踪人が電話に出た場合、
「今、どこにいるの?」
「何をしているの?」
「どうしたいの?」 等などと、追い詰めるような会話はしてはなりません。
これはメールを送る場合の文章にも同じことが言えます。
探偵はハッキリと言います。
大切な家族が家出・失踪してしまう。
その時、まずは焦らず、的確な情報を収集する。
また、電話、メールにおいて家出人・失踪人を
追い詰めるようなことをしてはなりません。
(株)アイシン探偵では北海道全域で
家出人調査・失踪人調査・所在調査・素行調査・現状把握調査など
様々な調査を承っております。